横浜やまて耳鼻咽喉科

JR山手駅より徒歩3分の耳鼻咽喉科・頭頸部外科

耳鼻咽喉科専門医監修
耳・鼻・喉のQ&A

耳・鼻・喉のよくある症状や季節のお悩み、
当院における治療方法などを
耳鼻科専門医の院長が解説します。

横浜で補聴器をご検討中の方へ|補聴器相談医が診察・適合検査・試聴をサポート|横浜やまて耳鼻咽喉科

耳のお悩み
2026.10.30

目次

横浜で補聴器をお探しの方へ|耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医による補聴器外来を開始しました

「最近、会話を聞き返すことが増えた」
「テレビの音が大きいと家族に言われる」
そんな「聞こえの変化」は、年齢とともに少しずつ進むことがあります。

そして補聴器は「買えば聞こえるようになるもの」ではなく、
難聴の種類や程度、生活環境に合わせて選び、適切に調整することが大切な医療機器です。

横浜やまて耳鼻咽喉科では、新たに補聴器外来を開始しました。
当院では、耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医による診察と、補聴器適合検査を通して、一人ひとりに合った補聴器選びをサポートしています。

補聴器をつけた男女のイラスト

横浜やまて耳鼻咽喉科の補聴器外来について

当院の補聴器外来では、補聴器の購入を前提とするのではなく、まず難聴の原因や聞こえの状態を調べ、補聴器が必要かどうかを医学的に判断することを大切にしています。

特徴  内容
耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医による診察 難聴の原因を確認し、補聴器が必要か判断します
聴力検査 難聴の程度や音の聞こえ方を調べます
補聴器適合検査 補聴器が適切に機能しているか、聞こえ方を評価します
補聴器の試聴・レンタル 実際の生活環境で聞こえ方や使いやすさを確認できます
継続的な調整 使用開始後も聞こえ方を確認し、必要に応じて調整します

補聴器は購入して終わりではありません。
使い始めは周囲の音が大きく感じられたり、思ったように言葉が聞き取れなかったりすることもあります。
そのため、当院では購入後も、調整を行いながら継続的に補聴器の使用をサポートしていきます。

補聴器はいつから必要?検討する目安となる7つの症状

補聴器を考え始める目安は、聞こえにくさによって日常生活や会話に不便を感じ始めたときです。
次のような症状がある場合は、一度、耳鼻咽喉科で聴力検査を受けることをおすすめします。

  1. 家族や友人との会話で聞き返しが増えた
  2. テレビの音量が大きいと指摘される
  3. レストランなど騒がしい場所で会話を聞き取りにくい
  4. 電話の声が聞こえにくい
  5. 後ろから呼びかけられても気づきにくい
  6. 複数人での会話についていきにくい
  7. 聞き取りにくさが原因で会話や外出を避けるようになった

特に、「音は聞こえるのに、何を話しているのか分からない」という症状は、加齢性難聴でみられる代表的な困りごとの一つです。

ただし、同じ症状でも原因はさまざまです。補聴器が適しているかどうかは、検査結果や生活上の困りごとを踏まえて判断します。
※突然聞こえにくくなった場合や、急に片耳の聞こえが悪くなった場合は、加齢性難聴とは異なる病気の可能性があります。補聴器の検討よりも、速やかな受診が必要です。

加齢性難聴(老人性難聴)とは?

加齢性難聴とは、年齢を重ねるにつれて徐々に聞こえが低下する状態です。「老人性難聴」とも呼ばれます。
一般的に、高い音から聞き取りにくくなることが多く、左右両方の耳にゆっくり進行する傾向があります。
例えば、次のような音や言葉が聞き取りにくくなることがあります。

  • 電子音や呼び出し音
  • 子どもや女性の高い声
  • 「サ行」「タ行」などの子音
  • 周囲に雑音がある場所での会話

加齢性難聴では、音が小さく聞こえるだけでなく、言葉を聞き分けにくくなることもあります。
そのため、声を大きくしてもらっても、言葉の内容がはっきり分からない場合があります。
進行が緩やかなため、ご本人は気づかず、ご家族が先に聞こえの変化に気づくことも多いです。

補聴器を購入する前に、耳鼻咽喉科を受診した方がよい理由

補聴器の購入前に耳鼻咽喉科を受診する重要な理由は、難聴の原因を調べ、治療できる病気がないか確認するためです。
聞こえにくさの原因は、必ずしも加齢性難聴とは限りません。
例えば、次のような原因が考えられます。

聞こえにくさの原因 主な特徴・対応
耳垢栓塞(耳あかの詰まり) 耳あかを除去することで聞こえが改善する場合があります
中耳炎 炎症や中耳の状態に応じて治療を行います
加齢性難聴 聴力や言葉の聞き取りを評価し、必要に応じて補聴器を検討します
突発性難聴 急に聞こえが悪くなる病気で、早急な診察と治療が重要です
その他の難聴 検査結果に応じて原因を調べ、治療や補聴器などの対応を検討します

治療によって改善が期待できる難聴の場合、補聴器よりも病気の治療を優先することがあります。
一方、治療だけでは改善が難しい難聴では、補聴器によって聞こえを補うことを検討します。
耳鼻咽喉科では、補聴器が本当に必要なのか、どのような補聴器が適しているのかを医学的な観点から評価できます。

補聴器外来では何をする?相談から購入までの流れ

横浜やまて耳鼻咽喉科では、診察・検査から補聴器の試聴、適合確認、継続的な調整まで、段階的にサポートしています。

① 耳の診察・聴力検査

まずは耳の中や鼓膜の状態を確認し、聴力検査を行います。
必要に応じて言葉の聞き取りに関する検査も行い、難聴の種類や程度を調べます。

② 補聴器が必要かどうかの判断

聴力検査の結果だけでなく、日常生活でどのような場面に困っているかを確認します。
「家族との会話を聞き取りたい」「テレビを適切な音量で楽しみたい」「外出先で会話をしやすくしたい」など、目的に合わせて補聴器の必要性を検討します。

③ 補聴器の試聴・レンタル

補聴器は、実際につけてみないと分からないことが多い医療機器です。
当院では一定期間のレンタルを行い、普段の生活で補聴器を試していただけます。
確認するポイントは、例えば次のような内容です。

  • 家族との会話は聞き取りやすくなったか
  • テレビの音は聞きやすいか
  • 周囲の音が大きすぎないか
  • 耳への装着感や操作に問題はないか
  • 外出時にも使いやすいか

試聴期間中の聞こえ方を参考にしながら、必要な調整を行います。

④補聴器適合検査・調整

補聴器を装用した状態で、音の聞こえ方や言葉の聞き取りを評価します。
補聴器適合検査では、補聴器が一人ひとりの聴力に適した状態になっているかを確認します。
適切に音が届いているか、音が大きすぎないか、言葉の聞き取りにどのような変化があるかなどを調べ、調整に役立てます。

詳しくは、当院の「補聴器適合検査とは?」のページをご覧ください。

【補聴器適合検査とは?】

補聴器の価格はいくら?費用の目安と選び方

補聴器の価格は、形状・性能・搭載機能などによって異なります。
一般的には、片耳で数万円から数十万円程度が目安になります。

「高価なものほど絶対によい」というわけではなく、

  • 難聴の程度
  • 生活スタイル
  • 使いやすさ

に合わせて選ぶことが大切です。

補聴器の購入に公的な助成や医療費控除は利用できる?

補聴器の購入費用については、条件を満たす場合に公的支援制度や医療費控除を利用できることがあります。

① 障害者総合支援法による補装具費支給制度

聴覚障害に関する身体障害者手帳をお持ちの方など、所定の条件を満たす場合は、補聴器購入に対する補装具費の支給を受けられることがあります。
支給対象や金額、自己負担などは条件によって異なります。
購入前の申請が必要になるため、事前にお住まいの自治体の担当窓口へ確認してください。

② 補聴器購入費用の医療費控除

補聴器は、条件を満たす場合、医療費控除の対象となることがあります。
補聴器相談医の診察を受け、診療等に直接必要と判断された場合には、所定の診療情報提供書を用いた手続きが可能です。
医療費控除の適用には購入方法や必要書類などの要件があるため、購入前に確認することが重要です。

参考:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「補聴器購入者が医療費控除を受けるために」
https://www.jibika.or.jp/modules/hearingloss/index.php?content_id=7

③ 自治体による高齢者向け補聴器購入費用助成

一部自治体では、高齢者を対象に補聴器購入費用助成制度を設けていることがあります。
制度内容は自治体によって異なるため、詳細はご相談ください。

補聴器についてよくある質問(FAQ)

Q1.聞こえづらいときがある程度でも、補聴器を考えた方がいいですか?

「全く聞こえないわけではないから、まだ早いかな」と思われる方も多いですが、

  • 聞き返しが増えた
  • 会話が疲れる
  • テレビ音量が大きくなった

などがある場合は、一度聴力を確認してみることも大切です。
聞こえにくい状態が長く続くと、脳が“言葉を聞き取る力”を使わなくなり、補聴器を使っても言葉が聞き取りづらいことがあります。
また近年では、難聴と認知機能低下との関連も注目されています。
補聴器だけで認知症を完全に予防できるわけではありませんが、聞こえを保ち、会話や社会参加を維持することの重要性が指摘されています。

Q2.補聴器は雑音も大きくなりますか?

最初は周囲の音が気になることがあります。
ただし、調整を行いながら徐々に慣れていくことで、使いやすくなる場合が多いです。

Q3.補聴器をすると、余計に耳が悪くなりますか?

補聴器によって難聴が進行するわけではありません。
適切に調整した補聴器を使用することが大切です。

Q4.補聴器の扱いは難しいですか?

最初は慣れが必要ですが、最近は充電式など扱いやすい機種も増え、
昔の補聴器と比べて、性能面でも大きく進歩しています。

Q5.補聴器はどのくらい使えますか?

使用状況にもよりますが、一般的には数年単位で使用されることが多いです。
定期的な点検や調整も重要です。

Q6.補聴器外来にはどれくらい通いますか?

補聴器は、一度合わせて終わりではなく、調整を重ねながら使っていきます。
特に使い始めは、聞こえ方を確認しながら複数回調整することが一般的です。

ご家族の聞こえが気になる方へ|受診をすすめるときのポイント

加齢性難聴はゆっくり進行することが多く、ご本人より先にご家族が聞こえの変化に気づくことがあります。

一方で、ご本人に補聴器の使用をすすめると、「まだ必要ない」「年寄り扱いされたくない」と抵抗を感じる場合もあります。
そのようなときは、無理に補聴器をすすめるのではなく、「まず耳の検査を受けてみよう」という形で受診につながることもあります。
聞こえにくさの原因が、耳あかや中耳炎など治療可能な原因が隠れている場合もあります。

補聴器が必要かどうかも含め、まずは現在の聞こえの状態を確認することが大切です。
ご家族だけで悩まず、ぜひご一緒にご来院ください。

難聴と認知症の関係が注目されています

近年、難聴は「聞こえにくいだけの問題」ではなく、認知機能との関連も注目されています。

2020年の医学誌『The Lancet』国際委員会の報告では、
「難聴への対策により、認知症患者を約8%減らせる可能性がある」
とされています。

聞こえにくさがあると、

  • 会話が減る
  • 外出がおっくうになる
  • 人との交流が減る

など、社会的なつながりが少なくなりやすくなります。
また、脳が「音を聞き取ること」に多くの力を使うことで、認知機能への負担につながる可能性も指摘されています。

参考:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「難聴と認知症」
https://owned.jibika.or.jp/hearinglossanddementia

加齢性難聴への対策として、補聴器が重要です

加齢性難聴は、完全に元の聴力へ戻すことは難しい一方で、
「聞こえを補う」
ことがとても重要になります。
その代表的な方法が補聴器です。
最近の補聴器は、

  • 雑音を抑える
  • 会話を聞き取りやすくする
  • 充電式で扱いやすい

など、昔の補聴器とは大きく変わっています。

横浜で補聴器外来をお探しの方は、横浜やまて耳鼻咽喉科へ

補聴器は、単に購入するだけでなく、耳の状態に合わせて選び、調整しながら使い続けることが大切です。
横浜やまて耳鼻咽喉科では、耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医による診察を通じて、補聴器が必要かどうかの判断から、試聴・適合確認・継続的な調整までサポートしています。
また、すでに補聴器をお使いの方でも、「思ったより聞き取りにくい」「うまく合っていない気がする」と感じてご相談に来られることもあります。
「補聴器を買うべきか」ではなく、まずは「今の聞こえがどのような状態なのか」を確認することから始めましょう。
聞こえの変化は、ご本人が気づく場合だけでなく、ご家族や周囲の方が先に気づくことも少なくありません。

横浜で補聴器や難聴についてお悩みの方は、横浜やまて耳鼻咽喉科にご相談ください。

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この記事の監修者

山本 学慧(横浜やまて耳鼻咽喉科 院長)
2012年 横浜市立大学医学部医学科 卒業
2014年 横浜市立大学附属市民総合医療センター 耳鼻咽喉科
2015年 神奈川県立こども医療センター 耳鼻いんこう科
2016年 横浜市立みなと赤十字病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2018年 横浜労災病院 耳鼻咽喉科
2020年 藤沢市民病院 耳鼻咽喉科
2021年 横浜市立みなと赤十字病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2024年 横浜やまて耳鼻咽喉科 開院
・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医
・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 補聴器相談医
・補聴器適合判定医
・Infection Control Doctor
・難病指定医
・身体障害者福祉法第15条指定医
・緩和ケア講習会修了
・臨床研修指導医
・嚥下機能評価研修修了

本記事の内容に関連する症状についても、当院で診療を行っております。
症状が続く場合や不安な点がある場合は、どうぞご相談ください。

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JR京浜東北根岸線 山手駅より徒歩3分
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